COLUMN

N.004【オーダー自転車は自由だ】

#コラム

オーナーの走り方、使い方、どの部品が好みか、色、メッキなどなどオーダー自転車の自由度は高い。僕(小島裕樹)は長らくスチールフレームの自転車に乗り続けてきた。途中、カーボン(チューブタイプ)やアルミにも乗ったことがあるけど、もやは競走しない身としてはスチールフレームの自由度は趣味の道具としてとても満足している。どんなところが満足ポイントなのか挙げてゆこう。スチールチューブは「重い」という印象があるかもしれないが、僕のチューブはカイセイ017というクロモリ鋼のチューブでフレーム自体は2kgを切っており、手に持っても軽いものだ。部品に特に軽量なものを使っていないがペダルなしの自転車の総重量は9㎏を切っている。フレームの塗装は、クリーム色と紫のツートンで、二度色を塗り替えている。好みで2回とも同じクリーム色と紫のツートンに塗り替えた。

部品は、すべて一品一品私の好みの部品をチョイスしており、(単一メーカーによる)コンポーネントという仕様ではない。とりわけブレーキは、米国製の少しクラシックなタイプのブレーキの取付台座を、再塗装の際にビルダーにお願いしてフレームに直付けしてもらった。このブレーキは、効きが良くきれいなアルマイト表面仕上げと相まって上品さがあり眺めていて飽きない。ビンテージパーツは使っていない。全部現行品だ。という具合。遊びの道具としていかがだろうか。

関連記事
最新記事